訃報

小松さんが亡くなった。

風の噂で『だいぶ弱ってはる』と聞いていて、不謹慎だがここ数年は、年が明けるたび、今年こそは危ないかななどと考えたりしていたので、耐性は付いてるかと思ったのに、意外に大きな衝撃を受けてる自分がいる。

最初に読んだのはなんだったか。
たぶん小学生の頃に『戦争はなかった』とかその辺りの短編集だったと思う。
『くだんのはは』なんかも初期に読んだものだ。
だいたいそういうものは姉の本棚から黙って拝借していた。

過去と未来が交錯するような不思議な感覚と、戦中・戦後〜高度経済成長時代の重苦しい雰囲気が私の好みに合っていた。
まぁ、並行して星さんとか筒井さんとか眉村さんも手当り次第読んでたけど、小松さんの圧倒的なリアリティと重厚感は何物にも代え難かった。

『虚無回廊』以降はあまり読んでいない。
全集も高くて手が出なかったけど、今はただただ、寂しい思いで一杯だ。

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