書道の先生の家の犬、ムク。
もう20年近く生きているのだが、メシも食うし散歩もそれなりに歩く。
真夏になると流石に弱って色々病気にも罹るので、書家先生は「今年で最後かもね」と言うのがここ何年かの決まり文句。
眼は白濁していて殆どなにも見えていないのだろうが、5分の1世紀に亘って嗅覚中枢にストックされた膨大な臭いのデータベースを使って、玄関先を行き交う人々を静かに識別しているようだ。
そういう姿を見ると、この犬は既に仙人の境地に達しているのではないかと思う。

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